精神科医の診察とカウンセリングとの違い

苦しい心身状態にどう対処するか

現代社会はストレス社会といわれるほど、日々ストレスを抱え生活をしている人が多いといわれています。また人間関係を上手く築くことが出来なかったり、生活環境の変化に気持ちも体もついていけないなど、その要因は生活の中であちこちに散らばっています。このような状態を放置することにより、ある日突然心身の状態を崩すことがあります。そのような時に専門医にかかり適切な治療を受けることで、症状が悪化することを防いだり早期の回復が見込めることがあります。またカウンセラーに気持ちを吐露することで心を軽くする、カウンセリングを受けるという方法もあります。では精神科を受診することとカウンセリングを受ける違いとは、何なのでしょうか。

精神科の受診はカウンセリングではない

精神科の敷居を高く考える人は少なくありません。精神科は薬物治療を用いながら診察の中で、病状や症状で困っていることを限られた時間の中で伝え、医師から助言をしてもらったり回復に向けどのようなことをするかなど、話しをしたりします。初診ではどのような状態かなど、時間をかけて診察し、その後の受診は他の科と同じような時間をかける場合が多いです。一方カウンセリングは、臨床心理士など資格や経験を持つ人がカウンセラーの役割を果たしたり、保険診療でなく自由診療である場合が殆どです(保険診療で適応をを絞り行っている病院もあります)。特にカウンセリングはカウンセラーと相談者が、問題解決の方向へ同じ足並みで歩んでいるかどうかが大切です。