精神科医の診察がよい精神疾患とは

心の症状が現れたら、早めに医療機関へ

「仕事に支障が出るほど気持ちの落ち込みが激しい」「不安に襲われて夜眠ることができない」といった症状が現れた場合、一人で悩むよりも早めに専門の医療機関を受診することで症状の緩和につながることがあります。しかし、心の問題を扱う医療機関には精神科や心療内科、神経内科などがあり、初めての場合はどの診療科を選べばいいのか、迷ってしまいます。それぞれの診療科は対象とする症状に重なる部分が多く、いずれも薬物療法や精神療法などが中心です。精神科は気持ちの落ち込みや不安、幻覚や幻聴のほか認知症など様々な精神疾患に対応しています。一方、心療内科は、心の影響が身体症状となって表れる「心身症」を専門とし、カウンセリングによる精神療法に力を入れているのが特徴です。

うつ病や依存症は、精神科が有力な選択肢に

精神科では統合失調症やうつ病をはじめアルコールや薬物の依存症、認知症など様々な精神疾患に対応しています。受診すると、最初に医師による問診が行われ主な症状や過去の病歴、治療歴などを聞かれるほか、血液検査や尿検査、CTやMRIなどの画像検査が行われます。そして医師の診断に基づき、症状に応じた薬が処方されるというのが一般的な流れです。「気持ちがふさいで何をする気も起きない」「急に不安が込み上げてくる」といった精神的な症状が目立つ場合、精神科への受診が最有力の選択肢となります。近年は精神科と心療内科が併設されている医療機関もありますので、自分自身で判断がつかない場合は併設されている病院を受診する方法もあります。