問診で診断する精神科

問診ではどんなことを聞かれるのか

病気の診断というと、聴診器を当てたり患部を見たりするというイメージがありますが、精神科の場合はまず問診が行われます。通常の病気と同じように、どんな症状があるのかということも当然聞かれますが、精神科の場合は、生活環境や家庭の状況、そして周囲の人間関係といったプライベートなことを聞かれる場合があります。なぜこうした質問がなされるのかというと、より正確な診断をして有効な治療法が何かを判断するのに必要だからです。そのため、時にはプライベートなことも話さなければならない場合もあるのですが、話したくない場合は無理に話す必要はありません。それに、医師には守秘義務というものがあるので、話した内容が外部に漏れる心配もないと言えるでしょう。

問診を受ける前に準備しておきたいこと

精神科の問診は、症状以外にもさまざまなことを聞かれる場合があるため、一般的な内科などと比べると問診時間がかなり長くなる傾向にあります。ですので、初診の場合は飛込ではなく、予約を取った上で受診した方が、十分に時間を取ることができるようになると言えます。そして実際の問診を受ける際は、どんなことを医師に伝えるかということを事前に考えておくとよいでしょう。医師にまず伝えておきたい内容は、一番気になっていることや困っていることであり、素直に思っていることを伝えればよいと言えます。その他にも、生活のリズムや食欲、そして心身の調子がどうなのかということを自分の中で整理しておくと、問診の際に伝えやすくなるでしょう。